イタリア・アパート探し記【1】

今いるアパートは環境も居心地もよく10年近く住んでしまいました。

このまま住み続けても何ら問題ないのですが、ポストコロナに合わせ自分も生活スタイルを変えて進化していかねばという思いもあり、ボローニャへの引っ越しを決めました。

まずは、今の大家さんに退去の連絡をしなければなりません。

日本では引越し1ヶ月前までの通知が一般的かと思いますが、イタリアでは3か月前、契約によっては6か月前なんかも。

差し迫った必要があっての引越しではないため、なかなか踏ん切りがつかず「大家さんに連絡するのはまた来週でいいや」とずっと先延ばしに。

2023年3月13日、ようやく「2か月後、5月15日に引っ越します」と連絡しました。

自分の賃貸契約では、引越しの何ヶ月前が通知義務だったのか覚えてません。

「契約書どおり3か月前ですよ!」などと言われるのを少し心配していたのですが、さすがに10年近く住んでいるので融通が効きました。

大家さんからはそのあたりことは何も触れられず「残念だけど、仕事上の理由ならしかたないわね」と言われました。

日本人は家を貸すにはうってつけ

大家さんが自分の退去について「残念」と言ってくれたのは、もちろん親切にそう言ってくれたわけですが、何割かは本音なんじゃないかと思ったりもします。

というのは、自分がどうこうではなく、日本人は家を貸すにはうってつけだと感じるからです。

● 清潔に対する意識が高い
● 周りに迷惑をかけないという意識も高い

こういう話は、

「そんなの人によって違う、国は関係ない」

とも言えるわけですが、それでもやっぱりこの2点についての日本人の平均値は高いはず。

清潔さについてはコロナ禍でも取り上げられたり、世界の多くの人が認めるところだと思います。

周りに迷惑をかけない、例えば夜遅くまで騒いだりしないという点にしても、やっぱりどうしたってラテン系の人たちに比べれば大人しいのは確かではないでしょうか。

さぁ、これからは物件探しです。

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